お母さん大学

カレンママ

2010年09月01日 04:24

「お母さん大学」って何だろうって改めて考えてみた。

大学っていうから、何かカリキュラムがあるのかと思っている人も多い。

私も入ったばかりの頃は地域でも大学らしきことをやりたくて

「お母さんのメイクレッスン」とか
「お母さんのパソコン講座」とか

時間割を作って、
いろんな分野に長けている友達に相談して
やってみようかな~なんて考えたこともある。

でも

お母さん大学ってちょっと違うんだよねぇ。

「お母さん大学」

ここで私が学んでいるのは、母であることの素晴らしさ、喜び、偉大さ。

たぶん、フツーのお母さん達が日々感じていること。

でも忙しい毎日で見過ごしていたり
気づかなかったり
気づきたくなかったりすることもあるかもねぇ。

たまに「自分の子育てに自身を持ちなさいよ」と言われる。

何に?自身を持てばいいの?
何を根拠に自身がつく?

情報がたっくさんあって
迷ってばかりいた

毎日、子どもたちと一緒にいる時間は楽しいけれど可愛いけれど
なんだか無駄な時間が流れているように感じていた。

おっぱいをあげてオムツをかえて
自分は飲み込むようにご飯を食べて、お風呂に入れて
台所は片付かないまま、洗濯ものもたためないまま山のようになって

それでも時間はすぎていって。

もちろんお金をうみだすこともない。

今日、私は一日何をしたんだろうって、
夜中、ようやくホッとできる時間になると思っていた。

そんな時に出会ったのが「お母さん大学」だった。

お母さん大学はそれでいいんだよって教えてくれた。

子育ては命を産み、育てる大事業。
日本の未来を作っているんだって。

日本の未来を作っているのは何も政治家の皆さんじゃない、
社長さんたちじゃない、お母さんなんだよって。

もっと「お母さん」胸はっていいんだよって教えてくれた。
お金はうみださないけれど、一番大事なことをしているんだよって。
当たり前だけど、当事者の私にはなかなか本音の部分では感じれなかったことだった。

未来を作っているなんて考えたこともなかった。

そつなくおしゃれに、メイクもこぎれいにして、
さらっとさっそうと子どもと常にニコニコ笑顔で
そんな素敵なお母さん像を理想にしていた。
仕事もパリッとして週末は子どもとレジャーを楽しんでなんて。

でもそんなんじゃなくて

「お母さん」って悪くないよ。
「お母さん」だからできること、
「お母さん」だから感じること、
たくさんたくさんもっともっとあるよって。

それをいっぱいいっぱい感じてごらん、
感じて記事にしてごらん、
日々が変わるから。
お母さんってもっともっとスゴイよって。
それがわかるからって

そんな事を教えてくれたお母さん大学だった。
時にはお母さん甘えないでって渇も飛んでくるけど。

今もお母さんスゴイは現在進行形。
ようやくお母さんスゴイの海を潜りはじめたばかり。
まだまだ奥が深い。もっともっと奥が深いのがようやくわかってきたところ。

なんだか、そんなとこかな「お母さん大学」って。

お母さんが自分自身で「お母さんスゴイ」って
心の底から思えるお母さんが増えたら

もし私が最初に感じていたように感じているお母さんがいるとしたら
読んでみてほしいな「お母さん業界新聞」。

そして
「日本の未来を作っているんだ」って胸張って言える
笑顔のお母さんが増えたら

子どもたちの笑顔ももっともっと増えるかな。
悲しい、痛ましい事件もゼロに近くなるかな。
















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